気のおけない友人と美味しいお酒in伏見の葱屋平吉
昨夜は気のおけない友達と久しぶりに美味しいお酒を飲むことができました。
初めて行った店ですが、料理、お酒、従業員の応対、雰囲気とトータルで気に入りました。
ワインもリーズナブルで美味しい。
ワインの後に、スッキリしていてかつフルーティーで白ワインに近いイメージの日本酒ってリクエストしたら、今日入荷したばかりの日本酒を開けてくれた。
何だったか銘柄は忘れました。有名な十四代を仕込んでいる酒屋さんのお酒って言っていたような・・・。
ちょっと訂正
酔っ払うと適当に聞いている・・・正気でもそうかも(笑)
店長に聞きました。秋田県湯沢市の両関酒造の「花邑 純米酒・生」
イメージ通りの飲み心地で美味しかったので三人ともおかわり。
そうしたら店長が喜んでくれて、今度は三諸杉をサービスしてくれてこれまた嬉しい。こちらは少し甘口でしっかりお米のふくよかな味がするし、余韻がいい。
土曜日に大神神社へ行ってきたばかりだったので、お酒の神様が導いてくれたのかと(笑)。
三輪は酒造り発祥の地ですからね。
鴨葱鍋を突っついていたらT君が全く手をつけないので、なんで?
鴨は羽が生えていないのかと思ってしまったわ(笑)
そうだった、彼は鶏料理は全く食べることができないんで、わざわざ鶏料理じゃない店を探したんだった(笑)
こんなに美味しい料理を食べることができないなんて損してるな~
お通しのねぎ。生の葱に醤油と唐辛子をふりかけて食べる。初めてだったけどうまい。家でも超簡単なアテだわ。
名物の葱の黒焼き&玉葱の黒玉焼き。味噌だけでも美味しい。若いころお金がなかったんで、味噌をアテによく日本酒を飲んでいたな。
だし巻き卵も手作りだって言ったので頼んだらこれもうまい。今日はお世辞抜きで大満足。
「作家の遊び方」はあこがれるけれど・・・
大好きな作家です。
裏書きに生き方を通して「大人の男とはこうあるべき」を伝える日々を綴ったエッセイ集とあります。麻雀、競輪、ゴルフ、酒場でのエピソード、交友関係から粋な遊び方まで「大人のための遊びの教科書」
離れてみているから、自分とは違う世界の価値観だからあこがれもするけど、したくはないなというかできないなと思う。芸能人と一緒で、見ている分にはいいが・・・という感じ。今回のエッセーはこういうのが無頼派たるゆえんなのだろうと思います。
でも、伊集院さんのエッセーはハチャメチャな所ではない部分で、共感するところがたくさんあるので大好きです。
ヤンキースの松井選手がシーズンが始まったばかりの時に、守備でスライディングをして左手首を骨折して2ヶ月の戦線離脱になったとき。
この怪我が復帰後の松井選手にとって好結果をもたらす要素少し話す。
もの心ついて少年時代から野球だけを彼はしてきた。生活のサイクルの中心にグランドでプレーしている自分がいる暮らしである。その生活ががらりと変わり約二ヶ月間グランドに立てない。
その結果、何が見えるか?
野球というスポーツを冷静に見つめることができる。社会の中で、プロ野球がどんな風に存在しているかが見える。自分が全力で向かっている野球がなんなるかも見える。
次に野球というスポーツがどんなゲームかが見える。おそらく新鮮な見方ができるだろう。
自分の年齢の青年が社会の中でどんな風に生きているのかが見える。
次に放っておいた身辺の整理もできる。不義理をしていた人への思いもよみがえるだろうし、大切な人への思いも確認できる。
つまり、初めて普通の青年らしい思考ができると言うことだ。
初体験(笑)
ブログ初体験です。
今までは、本を読みっぱなしだったので、読後感なんかを少し残していこうかなと思っています。
それと、日常の出来事なんかを・・・いわゆる何でもありの日記。
直近に読み終わった本。
石原慎太郎さんが田中角栄さんを一人称で書いた小説「天才」(幻冬舎)
確かに今ある社会資本整備のほとんどは、角栄さんが日本列島改造論で思い描き、政策立案し、実行に移してきた結果なんだなと感じます。
日本を表日本、裏日本、北から南からを結ぶ高速道路、新幹線、飛行場などなど。現在の日本経済の屋台骨を作ってきたのでしょう。
ロッキード事件の真相なども書かれていますが、私には真相を検証することができません。
私がこの本の中で胸を打たれたところは、内閣総理大臣に指名された後、お母さんのフメさんの言葉と角栄さんの心。
「人様に迷惑かけちゃならねえ。他人の思惑は関係ねえです。働いて働いて、精一杯やって、それで駄目なら帰ってくればええ。おらは待っとるだ。人様は人様、迷惑にならねえことを精一杯働くことだ、総理大臣がなんぼ偉かろうが、そんなことは関係しません。人の恩も忘れちゃならねえ。苦あれば楽あり、楽あれば苦あり、枯れ木に咲いた花はいつまでもねえぞ。みんな定めでございますよ。政治家なんて喜んでくれる人が七分なら、嫌ってくる人も三分ある。それを我慢しなきゃ、人間棺桶入るまで、いい気になっちゃいけねえだ。でけえことも程々にだ。」と
このおふくろならではの言葉は身にしみたな。