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yatohikoのブログ【酒と泪と男と???】

まあ日々の徒然ってことです・・・

街を造る

熊本地震から一ヶ月半が過ぎようとしています。

阿蘇山周辺では地滑りの兆候も出ていて、これから梅雨に入るのでとても心配しています。

土木技術者の皆さんは命の危険にさらされながら災害復旧に取り組んでいます。

 

名古屋でも戦後、焼け野原から都市計画を整備して、飛行機の飛ばない滑走路を造るようなものと揶揄された ”百メートル道路(久屋大通若宮大通)” を造った、名古屋にとってはなくてはならない偉人がいます。

百メートル道路を実現するために、最大の難関であった市街地内の墓18万基を千種区の丘陵地へ移転させました。一基の墓を移転させるだけでも大変なことなのに18万基です。
戦後の焼け野原からの復興でこの墓の移転が成功しなければ、今の名古屋はないのです。

田淵さんは今もなお、たった一人の名古屋市名誉市民です。

 

土木技師 田淵寿郎の生涯(あるむ)

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名古屋市助役でありながら、自らを「助役」といわず「除厄」と呼び、都合の悪い時はおれのせいにせよ。厄を払い除けてやる。しかし、仕事には、身をすててかかれ。試練には立ち向かえ。
戦災と伊勢湾台風、2つの試練を乗り越えてきた。家族を愛し、長男を若くして失った悲しみに耐え、土と花と信仰に生きた田淵さん。百メートル道路の成果を自らのものとせず、協力した市民をほめ、清貧そのものであった。
 

技術屋さんでありながら、哲学的で信仰心の暑い人だったようです。
このような先人のおかげで今の名古屋、日本があります。
このことを心に感じた上で、これから先の人たちのためにも、良いものを残していきたいものです。