yatohikoのブログ【酒と泪と男と???】

まあ日々の徒然ってことです・・・

大切な人を思う心

海老蔵さんの会見を聞いて、彼や家族は言葉で表すことができないくらい大変で、一瞬一瞬、毎日毎日かけがえのない時間を過ごしているんだなと、その真摯な姿勢は言葉を選びながらも心にしみてくるものでした。

そして成長しているんだなと。

前向きになるときと、不安になるときといろいろな感情が交錯しながら、とにかく前を向こうと。

とにかく周りの人は応援するしかないです。

 

空海「折れない心」をつくる言葉 池口惠観(知的生き方文庫)

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「自分の真ん中」に戻る

誰でも自分の中に「宝」(生きる上での軸)を持っています。しかし、多くの人がこのことに気づかないでいるのです。
お大師様はこれを、「自宝を知らず、狂迷を覚といえり」と言います。闇にさまよっている人間は、自分の中で軸となる宝を持っているのに、それを知らずに間違った考えや行動に走りがちだというのです。
まずは、何があっても自分の軸、つまり基本(原点)に立ち返ることです。
一刻一刻を積み重ねていく人生にはたくさんの試練が待ち受けています。人は試練に立たされて迷い、惑います。中心を取るとは、原点に立ち返って基本を見据える、と言うことです。自分が寄って立つ軸を見つめ直すこと、とってもいいかもしれません。迷ったり惑ったりしているときは、軸がぶれているのです。

日常的な場面で考えると、誰でも仕事でつまづくときはあります。さて、その問題はその時何を考え、どんな行動を取るかです。
毎晩のようにお酒を飲みにくりだして、おきまりの上司批判で溜飲を下げる。少しばかりの気分転換くらいにはなるかもしれません。しかし、それで試練に立たされている状況が少しでも変わることはありませんし、事態が好転することもありません。
そんなときこそ、まずは自分の考え、行動を振り返って、躓いた仕事で自分が与えられた仕事は何だったのか、その担った役割の中で果たすべきことはきちんと果たしたか・・・立ち返るべき原点、見据えるべき基本はそこです。

中心を取るとは、その時々の状況や局面を素直に受け入れることが不可欠です。 中心がはっきりとわかり、生きる上での軸がしっかりすれば、迷いや惑いの中にいても自分を見失うことは無くなります。現在起きていることの状況や現象、事態をぶれない位置から眺めることができるのです。