日常で大事なこと
新入社員を迎える季節になりました。
社員教育で、「挨拶はきちんとしましょう」というくだりがあります。
でも、その挨拶はなぜ必要なの?と聞かれると・・・
2万人の人生を変えた23通の手紙 立花大敬(イースト・プレス)
平成8年に友人二人へ送った文章がはじまり。
毎月「しあわせ通信」という形で発信されコピーフリーで人から人へと広がっていったものを選集した本のようです。
【なぜ「挨拶」は大切なのか】
サッカー元日本代表監督の岡田さんは、
「僕は君という人間が僕の世界(心)に存在することを認めていますよ、許しているんですよ」
という相手に対する合図だと言っています。
もし、出会った人に挨拶をしないと言うことは、
「僕は君という人間が僕の世界(心)に存在することを認めていますよ、許していませんよ」
という合図になるのですね。
好きな人も、嫌いな人も、みんな自分の世界(心)の内側に存在することを許し、認めることができる。
挨拶はそんな器の大きな人物(徳の高い人)になるための、とてもいい練習なのです。
自分がした挨拶に反応があってもなくても、それは問題ではないのです。
すべての人を許し、認めることができる。
私がそんな大きな人物となれますようにと祈りを込めてする「挨拶行」なのです。